サービス拠点オープンから1年

 昨年11月30日に、向陽台6丁目団地1号棟 110号にオープンし、1年になります。 この施設は、子育て支援から、障がい者支援、ひとり親家庭支援、高齢者支援をしていますが、多世代交流にも使える多目的な拠点も目指しています。

 困りごと相談日を毎週水曜日 10:00~16:00 に設けて、子育てや介護相談など、いろいろな相談を受けてきました。相談される方のお話を丁寧に聴くことを心掛け、解決への糸口をいっしょに探っています。介護保険の制度を紹介したり、地域包括支援センターこうようだいとも連携して、利用につなげています。

 また、相談を受けて終わりではなく、その後も、電話をしたり訪問をするなど、お声掛けをしています。

先日、「2019年度の児童虐待件数が、過去最多を更新した。」との新聞報道がありました。また、今年になってコロナウイルス感染症拡大のため、ますます虐待の通報や相談件数が増えているとのことです。

 コロナ禍で家族の在宅時間が増え、親子のストレスが増しているのかもしれません。要介護者を抱えている家庭、失業を余儀なくされた人など、悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

 様々な事情で相談に来られない方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。地域で、住民同士が会ったら挨拶することから始めて、ちょっと声を掛け合うことで、相談できたりします。「何かお手伝いできることありますか?」などの会話が生まれ、話すことで、救われることもあります。助け合える街にしていきたいですね! 

「通報の前にひと声かけて!」 助け合える関係ができたらいいですね。

「困りごと相談」 担当:榎本・平田